2008年6月30日月曜日
宗21 コロニア・グエル教会
ガウディさんといえば、サグラダ・ファミリア聖堂ということで、
スペイン訪問時は、もちろん初めに訪れた。
でも、その後にその建物を試行する思考を知りたいと思って、
訪れた場所が2つある。
一つは黒いマリア様のいるモンセラット。
そしてもうひとつが、このコロニア・グエル教会。
もっていた<地球の歩き方>ではたどり着けなかった田舎にある教会。
私が行った頃は、看板もなかったけど、今は親切になったようだ。
なんとか人に聞きまくってたずねてみると、家もまばらで観光客など
いやしない。でも外観のユニークさに驚いて、中へ入ってみると、さらに驚いた。
不安定な石柱が斜めに生えていたり、手すりの艶かしい木椅子が並んでいたり。
そして光の加減が幻想的だったりと、サグラダ・ファミリア聖堂以上の驚きと感動だった。
内部空間の完成度は、市内ので見たどの邸宅よりも良かった。
コロニア・グエル協会HP
設計者:Antoni Gaudi(1898~1915)
住所:Carrer de Reixach s/n, Santa Coloma de Cervello, Barcelona, Spain
訪問日:2001年3月18日
2008年6月29日日曜日
宗20 明治学院礼拝堂
多作のVoriesさんが結婚式を挙げたと言われている礼拝堂。
それだけ思いでもあったんだろうなぁと思わせる、落ち着いた雰囲気。
近年の改修前に見に行ったのは覚えているが、いつだったかた記録メモがない。 改修された様子を是非見に行きたい作品である。
内井昭蔵さんの近代的な校舎も良いけれど、近代建築の良さもかんじさせるキャンパス。
近くにある、高輪消防署の二本榎出張所も味わい深いし、
目黒通りに戻れば東大医科学研究所もあるし、周辺散歩に良いキャンパスの一つ。
明治学院HP
設計者:W.M.Vories(1916)
住所:東京都港区白金台1-2-37
訪問日:不明
それだけ思いでもあったんだろうなぁと思わせる、落ち着いた雰囲気。
近年の改修前に見に行ったのは覚えているが、いつだったかた記録メモがない。 改修された様子を是非見に行きたい作品である。
内井昭蔵さんの近代的な校舎も良いけれど、近代建築の良さもかんじさせるキャンパス。
近くにある、高輪消防署の二本榎出張所も味わい深いし、
目黒通りに戻れば東大医科学研究所もあるし、周辺散歩に良いキャンパスの一つ。
明治学院HP
設計者:W.M.Vories(1916)
住所:東京都港区白金台1-2-37
訪問日:不明
2008年6月28日土曜日
宗19 新発田カトリック教会
レンガ造り、モザイク模様の窓、波打つ屋根が印象的なレーモンド作品。
特徴が多く思い出深い作品のひとつ。
程よい小ささのスケール感も良いが、完成から40年を経て見に行って、
レンガも味わい深く調度風合いが良くなる頃合いだった。
実際に周囲を回って見ると、周囲の風景も良く田舎の素朴さが残っていて
雰囲気の良い佇まいがあった。
教会HP
設計者:Antonin Raymond(1966)
住所:新潟県新発田市中央町1-7-7
訪問日:2004年8月10日
2008年6月27日金曜日
宗18 東京キリストの教会
正面左手の樹木が育ち、十字架が見えないので、
教会というよりも体育館かホール?と思わせるカマボコ型の外観。
HPのトップ画像を見ると、ちょっと雰囲気が違うなぁと思った。
「建築見学の人も気軽に入ってください」と書いてある優しい教会である。
道路を挟んだ対面にある、レインボーガラスの表情をした長谷川逸子作品の
STMビルも目立っている。
教会HP
設計者:槇文彦(1995)
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-30-17
訪問日:2008年5月26日
2008年6月26日木曜日
宗17 カトリック幟町教会(世界平和記念聖堂)
誰の建築だが知らずに行って、衝撃を受けた作品。
この作品を体験して、建築や宗教施設を追いかけるキッカケになった一つでもある。
一風変わった外観の質感や色合いと、内部の光彩からくる神聖さ。
とにかく一度体験してもらいたい作品。
教会HP
設計者:村野籐吾(1954)
住所:広島県広島市中区幟町4-42
訪問日:2003年11月15日
2008年6月24日火曜日
宗16 総持寺大祖堂
著名人の墓もある総持寺の本堂。
入口から坂をずうっと登っていき、解放感あふれる広場にでると、本堂がある。
どっしりとした造りで、歴史と伝統の威厳を感じさせる建築である。
境内にある、色々な建築も一緒に設計していれば調和したんだろうけど、
いくつか建物はあるものの、その辺が残念。
高台にあるので、見晴らしが良いのと、伊東忠太の墓があるのが建築探偵的には見所。
総持寺HP
設計者:田辺泰(1965)
住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
訪問日:2006年10月1日
2008年6月23日月曜日
宗15 ニコライ堂(東京復活大聖堂)
現在では周囲の環境に埋没しているが、本来はランドマークなんだろうなぁ、
と思うほどガッシリとした建築。
ちょっと観光で、、という感じにはさせない静粛さがあるのは、
素材の石が関係しているのかもしれない。
何度か改修されているようだが、残していくのは嬉しい。
日本正教会HP
設計者:Josiah Conder(1891)
住所:東京都千代田区神田駿河台4-1-3
訪問日:2006年3月29日
2008年6月22日日曜日
宗14 鎌倉雪ノ下教会
閑静な鎌倉の住宅地にあって、ちょっとボリュームのある教会。
十字架の見せ方と、大きく傾斜した屋根が特徴。
点々とした窓も面白いけど、建物本体の色があまり好きじゃないだよなぁ。
中には入れなかったけれど、HPを見る限り、ちょっと面白そうで再度訪問する予定。
教会HP
設計者:稲冨昭(1984)
住所:神奈川県鎌倉市小町2-15-36
訪問日:2006年6月24日
2008年6月20日金曜日
宗13 近江八幡教会
Voriesのホームタウン近江八幡市にある教会。
郡上八幡もそうだけど、八幡とつく地名は個人的に大好き。
八幡平にしても良いし、、、と建築と関係ないが旅好きとしては地名で思い出す。
建物は、ちょっとした洋館を思わせる白さと佇まい。
どうやら火災によって再建したものらしいけど、静岡にある
「旧マッケンジー住宅」を思い出させる趣で、エッセンスは残っていると思います。
日本基督教団のHP(滋賀地区)
設計者:W.M.Vories(1924)
住所:滋賀県近江八幡市為心町中1
訪問日:2004年7月17日
2008年6月19日木曜日
宗12 徳善寺本堂、庫裏
軽く本堂を持ち上げた、安田侃作品でオナジミの「長延寺」など
いくつか気になる本堂設計をしている「創和設計」の作品。
設計会社の情報が欲しいところではある。
ここもまた本堂をちょっと持ち上げて、下に空間を設けて部屋をつくっているのが面白い。
緑が茂って良い感じに熟成した寺である。
山門も渋くて良い。
参照HP:なし
設計者:創和設計(1972)
住所:神奈川県横浜市瀬谷区本郷3-36-6
訪問日:2007年7月21日
2008年6月18日水曜日
宗11 善宝寺五重塔
山形旅行した際に出会った高橋兼吉氏に魅かれ、次々と作品を追うように旅をした。
羽黒山の五重塔も良いけれど、こちらはもっとマイナーなので、 客は私しかおらず、
しっかりじっくり堪能したのを思い出す。
それにしても高橋兼吉氏のチャレンジ精神は旅行を楽しくしてくれた。
ライフワークというのもウナズケル出来。
善宝寺HP
設計者:高橋兼吉(1893)
住所:山形県鶴岡市下川字関根100
訪問日:2002年4月30日
2008年6月17日火曜日
宗10 平塚聖マリヤ教会
駅のそば、市街地にひっそりとある。
教会隣の建物の窓枠が面白かったり、松の木が並んでいたりと、
なんとなく教会っぽい雰囲気はないのが、尖塔があるので教会とわかる。
内部に入らせてもらえないのが残念だったが、裏の道から見てみると、
大きな十字架がある様子が伺える。
安藤忠雄氏の「光の教会」のように、日が差すのだろうか?
設計者に関する情報が、ほぼ拾えないのが残念だが、
40年前にしては大切につかわれているのがよくわかる。
教会HP
設計者:大村六郎、三沢浩(1969)
住所:神奈川県平塚市八重咲町23-7
訪問日:2007年4月14日
2008年6月16日月曜日
宗9 名取市斎場
宮城県で大活躍の針生氏設計の斎場。
斎場と水っていうのは合うなぁと感心してしまう作品。
静謐さの演出だけでないことは、伊東豊雄 氏の「瞑想の森」も同様。
感覚的にあうんだろうな、と思う。
場所柄、内部には入れなかったが、市街地であり、風を感じる空間でもあった。
一昨日午前に大地震のあった宮城県。人名とともに文化財なども心配だ。
参照HP:なし
設計者:針生承一(1995)
住所:宮城県名取市小塚原字鍋島159-2
訪問日:2006年4月30日
2008年6月15日日曜日
宗8 カトリック山手教会
町並みに溶け込んだ見事な格調。
特別に装飾されているわけではないが、そこが一番の魅力である。
何ということもないような内部空間ではあるが、やはり洗練された感じを受けるのは、
山手にあるだろうか。それとも歴史の重さか、自然光も気持ち良い。
教会HP
設計者:Jan Josef Svagr(1933)
住所:神奈川県横浜市中区山手町44
訪問日:2008年4月23日
2008年6月14日土曜日
宗7 PL教団仙台中央教会
モコモコした感じとボリューム観が目立つ作品。
根拠はないけど、磯崎新のボリューム観っぽく、デーンとしている。
色合いと窓のブツブツがちょっと気持ち悪くもある。
教会HP
設計者:象設計集団(1980)
住所:宮城県仙台市青葉区国分町3-11-23
訪問日:2006年5月5日
2008年6月13日金曜日
宗6 京都御幸町教会
工場や駅舎にあるような色合いと風貌の小さな教会。
内部も小さいながらも光に溢れ質素で好感が持てる。
裁判所?のような礼拝所?が特徴だった。
教会HP
設計者:W.M.Vories(1913)
住所:京都府京都市中京区御幸町通二条下ル山本町434
訪問日:2004年11月6日
2008年6月12日木曜日
宗5 多磨霊園納骨堂
集合住宅(ビレジ)で名を馳せた内井昭蔵氏の設計。
色はシックだが、スリバチ状の個性的な外観が特徴。
神聖な感覚を起こさせるボリューム観もある。
この霊園は広くて歩きやすいし、岡本太郎とその両親の墓石が見所のひとつ。
東京都公園協会HP
設計者:内井昭蔵(1993)
住所:東京都府中市多磨町4-628【多磨霊園内】
訪問日:2005年12月3日
2008年6月11日水曜日
宗4 西福寺
奇抜な外観設計の多い高松伸氏の設計だが、さすがに控えめ。
でも、宙に浮いたような柱と、柱がルーバーのようになって入る光と黒石の雰囲気が不思議な建物になっている。
きちんと調べいかないと、ちょっとわかりずらい場所にある。
参照HP:なし
設計者:高松伸(1982)
住所:岐阜県可児市広見743-1
訪問日:2006年8月27日
2008年6月10日火曜日
宗3 日本二十六聖人記念聖堂
ガウディを日本に紹介したとされる、今井兼次作品。
この建築家は、様々な異なる作風で見るたびに楽しめる。
急な坂を上っていくと、目立つ尖塔が出迎えて、すぐにわかる。
細部の装飾を楽しんだあとは、内部のステンドグラスと光にみとれてしまう。
隣の記念館も見応えあり。
隣の記念館のHP
設計者:今井兼次(1962)
住所:長崎県長崎市西坂町7-8
訪問日:2007年1月27日
2008年6月9日月曜日
宗2 Jubilee Church(La Chiesa del Dio Padre Misericordioso)
郊外にあるけど、迷って見に行く甲斐のある教会。
内部は礼拝中で覗けなかったが、通りからみる景色には神秘性があった。
凛としている。
他にイタリアで見たのは、Renzo Pianoの「Auditorium Parco della Musica」
こちらは、アルマジロのような外観が面白い巨大施設だった。
一般の紹介HP
設計者:Richard Meier(2003)
住所:Via F. Tovaglieri、Tor Tre Teste、Rome、Italy
訪問日:2006年2月5日
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