2008年11月22日土曜日

局3 東京中央郵便局












東京駅の丸の内側に堂々と建っている郵便局。

単なるタイル貼りの白い建物かとおもいきや、滑らかな曲線を描く外壁や、
庇の凹凸がないガラス窓枠が特徴で、古い建物と思えないシンプルな丹精さがある。

なんと今日通ったら、工事中だった。

外壁保存して高層化するようだが、あれって微妙だよなぁ。

近くの明治生命館もモダン建物の上に、ガラス張りの高層ビルがニョキッっと伸びてるようで、
感じの良いものではない。

横浜の馬車道にある、日本興亜馬車道ビル も見栄えだけなら成功とは言いがたいものがあるし。

やはり威風堂々と周囲の環境から独立した低層だから良かっただけに、
その存在感はやはり惜しい。



郵便局HPなし

設計者:吉田鉄郎(1931)

住所:東京都千代田区丸の内2-7-2

訪問日:2008年5月16日

2008年11月17日月曜日

局2 鎌倉小坂郵便局












北鎌倉駅のそばにある郵便局。

マンションのない、閑静な住宅地のわりに、どっしりと大きい。

全部郵便局なのか?と思うほどの和風建築だし。

表札も木でしっかりしてるし、入口前には枯山水?のような庭園も小さいながらあったりする。

ちょっと面白い郵便局だ。


郵便局HP

設計者:日本逓信建築事務所(1989)

住所:神奈川県鎌倉市山丿内739

訪問日:2007年5月26日

2008年11月16日日曜日

局1 藤沢慶応前郵便局












宗教施設、交番に続き、街のシンボルだなぁと思うきっかけになった施設。

この施設を見る前は、郵便局というとビルの1階に間借りした小さなスペースのものが多いように
感じていたが、よくよく見ていくとバラエティ豊かなことがわかってきた。

この郵便局は、ショールームのようなガラス張り。

周囲に民家も少ない田舎道に、いきなりこの建物がある。

いくら裏の丘に慶応大学があるからといってもねぇ、、、。

いずれにせよ、郵便局はあなどれない施設だ。


郵便局HP

設計者:郵政省大臣官房施設部(1998)

住所:神奈川県藤沢市遠藤4250-1

訪問日:2006年7月29日

2008年11月15日土曜日

交15 等々力不動前駐在所












緑色の鉄オブジェが、なかなかの存在感を見せる駐在所。
駐在所とは、Wikiによると
「交番が交代制であるのに対し、通常、駐在所員である警察官とその家族が住む官舎を兼ねている」
ということらしい。

確かに住居部分が後ろに見えなくもない。
本当だとしたら、田舎ならわかるが、何故こんな住宅地に駐在所なのだろうか?
職住一体というのは、どういうもんだろうか。



交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都世田谷区等々力1-23-9

訪問日:2008年11月3日

2008年11月7日金曜日

交14 九品仏交番














九品仏を意識したというよりも、後ろに建つ地区会館と連動した色合い。

よって寺の「和」っぽくはない。

木の色合いは意識したのだろうけど、材質はレンガ?っぽい。

参道の入口にあるのだし、ちょっと凝ってはいるのだから、
もっと大胆に「和」を取り入れてほしかった。



交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都世田谷区奥沢7-34-1

訪問日:2008年11月3日

2008年11月6日木曜日

交13 三田交番












昨日の紹介と同じ設計者。
ガラス面が正面にきているものの、受ける印象は似ていいる。
http://griffin0623.blogspot.com/2008/11/blog-post_05.html

交番として求められる開放性。
別名「あかりの交番」と言われているようだから、ちょっと夜も見てみたい交番だ。

夜の視認性も、24時間営業?の交番に求められる要素ではある。

それにしても、恵比寿ガーデンプレイスの目の前にあるのに、住所の関係で三田交番なんだなぁ。
住所区画というのは複雑だ。

交番HP

設計者:平倉直子(1994)

住所:東京都目黒区三田1-4-5

訪問日:2008年5月30日

2008年11月5日水曜日

交12 恵比寿四丁目交番











すっきりとして、清潔感のあるいかにも都会的な交番。

対面にある日仏会館に負けない個性がある。

コンクリートとガラスを、1階はガラス・2階はコンクリのように横に区別して使用するのではなく、
右と左で縦割りに素材を使っているのが面白い。

交番としての公開部分のガラスと、
おそらく待機・仮眠部屋としてのコンクリート部分の非公開性が、
このデザインをうんだのだろう。


交番HP

設計者:平倉直子(1996)

住所:東京都渋谷区恵比寿4-21-11

訪問日:2008年5月30日

2008年11月4日火曜日

交11 数寄屋橋交番














文字通り、交差点のシンボル。

強すぎず、弱すぎずの存在感がありながら、なんとなくあそこに交番があったなぁ、
としっかり記憶として残る名作。

後ろのビル群の威圧感に比べると、優しい存在である。

ひっきりなしに道案内しているし、大変な交番の一つだろうなぁと思う。

屋根の上の鉄球が面白い。


交番HP

設計者:山下和正(1982)

住所:東京都中央区銀座4-1-2

訪問日:2008年5月28日

2008年11月3日月曜日

交11 銀座一丁目交番










HPにある説明が、珍しくちゃんとしている。
「交番の屋根は、京橋のたもとにあった「ガス灯」の頭部を生かして建設されており、昔の面影を残しています。」

補足すると、屋根の色、建物の色、エントランスの色。
全てが調和しており、左右の木々がアクセントになっていて、とても良い空間になっている。

ただ、残念なのは後ろのビルがガラス張りで、あまりにも交番との対比が強いこと。

無秩序だなぁ、銀座も。と思う瞬間である。


交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都中央区銀座1-2-4

訪問日:2008年5月28日

2008年11月2日日曜日

交10 日本橋交番














文字通り、日本橋にある交番。

でもビルの谷間にひっそりあって、少々淋しい。

でもって、四角のコンクリート箱に、瓦の庇がある変な交番。

ん~もうちょっと場所に溶け込む意匠で設計してほしい。

ちょっとセンスがない。


交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都中央区日本橋1-9-1

訪問日:2008年5月28日

2008年11月1日土曜日

交9 宇田川交番










渋谷の繁華街にある交番で、斧のイメージと書かれているが、どうみても顔に見える。

目と口が印象的に飛び込んでくるデザイン。
もっというと、ロビンマスクっぽくすらある。

横から見ると、、、、。斧のような、顔のような、、、そして角ばったパックマンのようでもある。

20年以上前とは思えないほど外観がキレイで、ここもまた内部が見たい。

交番HP

設計者:鈴木エドワード(1985)

住所:東京都渋谷区宇田川町31-6