2008年12月30日火曜日

局9 静岡中央郵便局

静岡駅を降りると、駅前にドーンとある。

音楽ホールも兼用のようだ。

質実剛健で、外観的には面白みのないように見えるが、ちょっとフロントに遊び心があったりする。
それにしても民営化して、まだまだ一等地に優良物件があるんだなぁと思える作品。





郵便局HP

設計者:郵政省大臣官房施設部(1995)

住所:静岡県静岡市葵区黒金町1−9


訪問日:2008年11月9日

2008年12月23日火曜日

局8 松江市 書状集箱(郵便ポスト)


松江城の濠を巡っていると、小泉八雲記念館の近くで発見した。

郵便事業創業当時を偲んで作られたようだが、現在でも役目を果たしているそうだ。ただねぇ、、、なんというか、風合いがない。

当時は木製だったんじゃないのかなぁ?濡れないために鉄だとしても色合いに雰囲気を醸しだしてほしかった。

おまけに、郵便事業を示す赤いステッカーもマイナス要因。
本物を示すためだから仕方ないのだろうが、立看板読めばわかるしなぁ。

でも、町全体で景観維持を頑張ろうとしているのが感じられる。



住所:島根県松江市 小泉八雲記念館そば


訪問日:2008年9月23日

2008年12月13日土曜日

局7 石見銀山大森郵便局


世界遺産となった地区にあった郵便局。

街の雰囲気にあわせた、趣のある建物。

それだけでなく、ポストといい自転車といい、なかなか良い雰囲気。

おまけに稲や案山子までいるのがノドカだ。



郵便局HP

設計者:不明(不明)

住所:島根県大田市大森町ハ91-3

訪問日:2008年9月22日

2008年12月10日水曜日

局6 水木ロード郵便局



通りの名前をそのまま郵便局名にするのは『アリ』だろうけど、ここは名前が面白いので掲載。

おまけに、書体もなかなか良い。

残念ながら、外観は普通で妖怪の存在も感じないけれど。

それにしても結構な観光客がいるし、町興しとしては成功なんだろうな。



郵便局HP

設計者:不明(不明)

住所:鳥取県境港市大正町57

訪問日:2008年9月20日

2008年12月8日月曜日

局5 境港駅前 鬼太郎ポスト



正確には、郵便ポストは、郵便局ではなく、郵便事業会社という別会社の所有のようだ。。。

それはさておき、境港駅前には、水木しげるロードと名付けられた道がある。
http://www.sakaiminato.net/site2/page/guide/point/miru/mizuki/mizuki/


駅舎の中にも色々いるなぁと思っていると、なんと駅前のポストに鬼太郎を発見。
愛嬌があるのが、乗っているのが「一反木綿」ではなく、葉書であること。

オフィシャルページでみると、鬼太郎ポストと呼ぶらしい。
気付かなかったが、他に3つ、計4つもあったのか、、、。

駅前ロータリーで、すでにオブジェが盛りだくさんだった。


住所:鳥取県境港市大正町1-28(駅前ロータリー)


訪問日:2008年9月20日

2008年12月7日日曜日

局4 横浜港郵便局












この郵便局が面白いのは、トラック搬入を考慮し窓口が2階にあること。

普通は利用者の利便性を考慮して、路面店のような扱いにするんだけどね。

丸ごと郵政さんのビルなのに、エスカレータであがっていく。

古い建物のようで、昔からこのような使われかたをしているのか?は、わからないが、、、。

高さは6階に留まっていることで街と調和しているし、角地にあることから、
並木とあわせてシンボルになっている。


郵便局HP

設計者:郵政省大臣官房建築部(1974)

住所:神奈川県横浜市中区日本大通3

訪問日:2008年4月21日

2008年11月22日土曜日

局3 東京中央郵便局












東京駅の丸の内側に堂々と建っている郵便局。

単なるタイル貼りの白い建物かとおもいきや、滑らかな曲線を描く外壁や、
庇の凹凸がないガラス窓枠が特徴で、古い建物と思えないシンプルな丹精さがある。

なんと今日通ったら、工事中だった。

外壁保存して高層化するようだが、あれって微妙だよなぁ。

近くの明治生命館もモダン建物の上に、ガラス張りの高層ビルがニョキッっと伸びてるようで、
感じの良いものではない。

横浜の馬車道にある、日本興亜馬車道ビル も見栄えだけなら成功とは言いがたいものがあるし。

やはり威風堂々と周囲の環境から独立した低層だから良かっただけに、
その存在感はやはり惜しい。



郵便局HPなし

設計者:吉田鉄郎(1931)

住所:東京都千代田区丸の内2-7-2

訪問日:2008年5月16日

2008年11月17日月曜日

局2 鎌倉小坂郵便局












北鎌倉駅のそばにある郵便局。

マンションのない、閑静な住宅地のわりに、どっしりと大きい。

全部郵便局なのか?と思うほどの和風建築だし。

表札も木でしっかりしてるし、入口前には枯山水?のような庭園も小さいながらあったりする。

ちょっと面白い郵便局だ。


郵便局HP

設計者:日本逓信建築事務所(1989)

住所:神奈川県鎌倉市山丿内739

訪問日:2007年5月26日

2008年11月16日日曜日

局1 藤沢慶応前郵便局












宗教施設、交番に続き、街のシンボルだなぁと思うきっかけになった施設。

この施設を見る前は、郵便局というとビルの1階に間借りした小さなスペースのものが多いように
感じていたが、よくよく見ていくとバラエティ豊かなことがわかってきた。

この郵便局は、ショールームのようなガラス張り。

周囲に民家も少ない田舎道に、いきなりこの建物がある。

いくら裏の丘に慶応大学があるからといってもねぇ、、、。

いずれにせよ、郵便局はあなどれない施設だ。


郵便局HP

設計者:郵政省大臣官房施設部(1998)

住所:神奈川県藤沢市遠藤4250-1

訪問日:2006年7月29日

2008年11月15日土曜日

交15 等々力不動前駐在所












緑色の鉄オブジェが、なかなかの存在感を見せる駐在所。
駐在所とは、Wikiによると
「交番が交代制であるのに対し、通常、駐在所員である警察官とその家族が住む官舎を兼ねている」
ということらしい。

確かに住居部分が後ろに見えなくもない。
本当だとしたら、田舎ならわかるが、何故こんな住宅地に駐在所なのだろうか?
職住一体というのは、どういうもんだろうか。



交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都世田谷区等々力1-23-9

訪問日:2008年11月3日

2008年11月7日金曜日

交14 九品仏交番














九品仏を意識したというよりも、後ろに建つ地区会館と連動した色合い。

よって寺の「和」っぽくはない。

木の色合いは意識したのだろうけど、材質はレンガ?っぽい。

参道の入口にあるのだし、ちょっと凝ってはいるのだから、
もっと大胆に「和」を取り入れてほしかった。



交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都世田谷区奥沢7-34-1

訪問日:2008年11月3日

2008年11月6日木曜日

交13 三田交番












昨日の紹介と同じ設計者。
ガラス面が正面にきているものの、受ける印象は似ていいる。
http://griffin0623.blogspot.com/2008/11/blog-post_05.html

交番として求められる開放性。
別名「あかりの交番」と言われているようだから、ちょっと夜も見てみたい交番だ。

夜の視認性も、24時間営業?の交番に求められる要素ではある。

それにしても、恵比寿ガーデンプレイスの目の前にあるのに、住所の関係で三田交番なんだなぁ。
住所区画というのは複雑だ。

交番HP

設計者:平倉直子(1994)

住所:東京都目黒区三田1-4-5

訪問日:2008年5月30日

2008年11月5日水曜日

交12 恵比寿四丁目交番











すっきりとして、清潔感のあるいかにも都会的な交番。

対面にある日仏会館に負けない個性がある。

コンクリートとガラスを、1階はガラス・2階はコンクリのように横に区別して使用するのではなく、
右と左で縦割りに素材を使っているのが面白い。

交番としての公開部分のガラスと、
おそらく待機・仮眠部屋としてのコンクリート部分の非公開性が、
このデザインをうんだのだろう。


交番HP

設計者:平倉直子(1996)

住所:東京都渋谷区恵比寿4-21-11

訪問日:2008年5月30日

2008年11月4日火曜日

交11 数寄屋橋交番














文字通り、交差点のシンボル。

強すぎず、弱すぎずの存在感がありながら、なんとなくあそこに交番があったなぁ、
としっかり記憶として残る名作。

後ろのビル群の威圧感に比べると、優しい存在である。

ひっきりなしに道案内しているし、大変な交番の一つだろうなぁと思う。

屋根の上の鉄球が面白い。


交番HP

設計者:山下和正(1982)

住所:東京都中央区銀座4-1-2

訪問日:2008年5月28日

2008年11月3日月曜日

交11 銀座一丁目交番










HPにある説明が、珍しくちゃんとしている。
「交番の屋根は、京橋のたもとにあった「ガス灯」の頭部を生かして建設されており、昔の面影を残しています。」

補足すると、屋根の色、建物の色、エントランスの色。
全てが調和しており、左右の木々がアクセントになっていて、とても良い空間になっている。

ただ、残念なのは後ろのビルがガラス張りで、あまりにも交番との対比が強いこと。

無秩序だなぁ、銀座も。と思う瞬間である。


交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都中央区銀座1-2-4

訪問日:2008年5月28日

2008年11月2日日曜日

交10 日本橋交番














文字通り、日本橋にある交番。

でもビルの谷間にひっそりあって、少々淋しい。

でもって、四角のコンクリート箱に、瓦の庇がある変な交番。

ん~もうちょっと場所に溶け込む意匠で設計してほしい。

ちょっとセンスがない。


交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都中央区日本橋1-9-1

訪問日:2008年5月28日

2008年11月1日土曜日

交9 宇田川交番










渋谷の繁華街にある交番で、斧のイメージと書かれているが、どうみても顔に見える。

目と口が印象的に飛び込んでくるデザイン。
もっというと、ロビンマスクっぽくすらある。

横から見ると、、、、。斧のような、顔のような、、、そして角ばったパックマンのようでもある。

20年以上前とは思えないほど外観がキレイで、ここもまた内部が見たい。

交番HP

設計者:鈴木エドワード(1985)

住所:東京都渋谷区宇田川町31-6

2008年10月23日木曜日

交8 花川戸交番













浅草の賑やかな交差点に立つ。

和風の2階建交番も、背景にある橋やビール会社のオブジェと重なると、なんともいえない無国籍感が漂っていて、面白い空間の一つ。

その他にも、今井兼次の銀座線浅草駅出入口、神谷バー、東武浅草駅など
なんとも活気に溢れる良い場所にある。

交番なのに、どうしてこのような造形になったんだろうなぁ。
色合いは浅草寺とは似てもいないし、なんともいえない神社風だ。


交番HP

設計者:不明(不明)

住所:東京都台東区花川戸1-2-1

訪問日:2008年5月23日

2008年10月22日水曜日

交7 桜田門警備派出所










濠の淵にちょこっとある、印象的な交番。緑の木々の下、ガラス張りの建物。

ガラスの下にはルーバー?があって見えないだけに、内部が気になる。。。
この狭さで、どんな仕切りになっているんだ?
取調べできるのか?

正面には、桜田門があるけど、その対極にあるようなミニマムさ。


参照HP:なし

設計者:日建設計(1993)

住所:東京都千代田区皇居外苑1-1

訪問日:2008年5月21日

2008年10月21日火曜日

交6 乾門警備派出所











麹町警察署HPの交番マップに無い、が、正面の武道館を模した力作。

ちょっと調べて見ると、保坂陽一郎さんの作品のようだ。
明らかに武道館を意識しているんだろうなぁ。

4面のうち、濠と緑で正面からしか見えないものの、
デザイン性あるなぁと思っていたかが、まさかだった。

さて、警備派出所とは何か調べてみると、
「警備派出所とは、 特殊な警察事象に対応するために設置されたものであり、交番との大きな違いは、 警察官が二十四時間常駐していない、交番には空き交番対策として警察官OBによる相談員が配置 されており、 犯罪抑止に対する効果を上げておりますが、 警備派出所にはその制度がない」

というようなことが、どこかに書いてあったが、出典は忘れてしまった。



参照HP:なし

設計者:保坂陽一郎(1994)

住所:東京都千代田区北の丸公園1-1

2008年10月20日月曜日

交5 千駄ヶ谷駅前交番












千駄ヶ谷駅の改札をでると目に入る、ちょっとロボットっぽく光りのある建物。

コンクリート、ガラス、サッシなど色々な素材があって複雑だが、なんとなく統一感があって、下品になっていないところが良い。

東京体育館への延長で目線をみてしまうときに、違和感無く見るに耐える建築であることが、その要因だろうな。

交番にしてはちょっと大きいが、ぐるっと一周してみると個性的であることが良く分かる。

交番HP

設計者:北村修一(不明)

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-35-7

訪問日:2008年5月19日